あなたの不眠にも必ず当てはまる!不眠をもたらす原因『5つのP』とは

不眠をもたらす原因

不眠の原因は大きく5つに分類され、その頭文字をとって「5つのP」と呼ばれています。

そのPとは、

  1. 身体的原因(Physical)
  2. 生理学的原因(Physiological)
  3. 心理学的原因(Psychological)
  4. 精神医学的原因(Psychiatric)
  5. 薬理学的原因(Pharmacological)

の5つです。

不眠の症状がある場合、その原因はこの5つのいずれかに該当するはずです。今回はこの不眠の原因となる5つのPについて解説していきます。

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身体的原因(Physical)による不眠

身体的原因(Physical)による不眠は、かゆみ、咳、嘔気、尿意など種々の身体疾患のによって不眠をきたしている場合です。

神経疾患、消化器疾患循環器疾患、呼吸器疾患、代謝性疾患、皮膚疾患、泌尿器系疾患、婦人科疾患、歯科口腔外科疾患など、あらゆる疾患が不眠をまねく要因になります。

具体的な症状は以下の通りです。

不眠の原因となる症状 対応する疾患
中枢神経の障害 脳梗塞、脳動脈硬化
胸痛、呼吸苦 狭心症、不整脈
ふるえ、筋固縮、無動 パーキンソン病
咳、呼吸苦 気管支喘息、肺気腫
胃痛 逆流性食道炎、胃十二指腸潰瘍
夜間頻尿、囗渇、末梢神経障害 糖尿病
痛み 関節リウマチ
動悸、発汗、神経過敏 甲状腺機能亢進症
かゆみ アトピー性皮膚炎
ほてり 更年期障害
頻尿 前立腺肥大症
痛み その他、痛みをきたす状態

生理学的原因(Physiological)による不眠

寝室の環境変化や短期間の入院や昼夜逆転生活など、生活リズムのずれによる睡眠覚醒リズムの乱れから不眠をきたしている状態を指します。

特に現代の日本では、フレックスタイム制や夜勤シフト制などの深夜に及ぶ勤務の増加、夜型生活などを背景にこのタイプの不眠が増えています。

この要因による寝不足が日中の眠気をまねき、職場や学校で問題になっています。

心理学的原因(Psychological)による不眠

「遠足の前の日にうきうきして眠れない」、「試験前夜はプレッシャーで眠れない」など、だれもが一度は経験しているのが、このタイプの不眠です。

仕事やプライベートの悩みなどがある際には、しばらくは不眠が続くことがありますが、普通は悩みが解決すると不眠も解決します。ところが、悩みがなくなったあとも不眠だけが続き、頭重感や眼精疲労、肩こり、倦怠感、疲労感、胃腸の不良などが増強されて、「眠らなくてはいけない」と焦って不安と緊張が強まり精神生理性不眠症に陥ることがあります。

この慢性的な不眠に陥る原囚は、心配性や神経質といった本人の心理的側面にあり、本人の不眠に関する誤った認知や行動パターンを修正していくことが重要です。

精神医学的原因(Psychiatric)による不眠

うつ病や不安障害、統合失調症など精神障害の症状として、不眠が生じている場合に該当します。

特に職場や学校などで人間関係のストレスに悩み、不眠やうつ状態をきたすことが、近年は増加傾向にあります。

精神科や心療内科を受診する患者さんのほとんどのケースに不眠が認められると言っても過言ではありません。

不眠を感じたら、うつも疑うということが大事です。

薬理学的原因(Pharmacological)による不眠

服薬中の薬剤の副作用によって不眠が生じている場合が薬理学的原因です。

薬剤が不眠の原因になっているかとうかを見極めるのは困難ですが、薬剤服用開始後や他剤から変更後に不眠をきたした場合には、薬剤性の不眠の疑いがあります。

また、アルコールやカフェイン、二コチンなどの嗜好品も不眠を生じる可能性が高く、この場合も薬剤性の不眠の一種です。

以下が不眠をきたす可能性のある薬剤の一覧です。

抗パーキンソン病薬 ドパミン製剤, MAO-B阻害薬、ドパミンアゴニスト、
ドパミン放出促進薬、抗コリン薬
降圧薬 β受容体遮断薬、カルシウム拮抗薬
ステロイド製剤 プレドニソロンなど
気管支拡張薬 テオフィリンなど
抗ヒスタミン薬  
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) ドパミンD2遮断薬
制吐薬  
抗腫瘍薬  
嗜好品 アルコール、カフェイン、二コチン、二コチン製剤
その他 インターフェロン製剤、インターロイキン製剤

まとめ

不眠の5つの原因を解説しました。あなたの不眠はどれに該当したでしょうか?

不眠の原因を突き止め、それぞれの原因にふさわしい対策や治療をしていくことがポイントです。

しっかり不眠の原因を確認して、快眠への道しるべを作りましょう。

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