うつ病が潜む不眠症の特徴とは
うつ病が潜む不眠症は、不眠の症状と共に、
- 抑うつ気分……気分が落ち込む、もの悲しい
- 興味関心、意欲、活動性の低下……やる気が起きない、趣味も億劫になる、疲れやすい
- 思考制止、集中困難……頭が働かない感じ、理解力や判断力がない、忘れっぽい、ぼけたみたいに感じる
- 低い自己評価、自信喪失、ネガティブな思考パターン
- 食欲低下
- 便秘、肩こり、頭痛等
- 不眠と共に過眠
などの症状が現れた場合に疑われます。
多忙で心労が重なることで不眠となりうつ病が併発してしまうケースなど、仕事が原因で発症することも多いです。
忘れっぽくなったり、仕事でうっかりミスが多くなるなどの場合は注意が必要です。特に食欲低下が著しい場合はうつ病の疑いが大きくなります。
うつ病が潜む不眠症の対策
うつ病が潜む不眠症の場合、なにより休養が大事で、そのため周囲の人間の協力が非常に重要になってきます。
不眠だけでなくうつ病の症状も出現しているため、休養と治療が必要なことを説明し、家族や仕事場の上司などと相談し、自宅療養を検討しましょう。
うつ病の場合、しっかりと休養をとって体と心を休めることがなにより先決です。自分の状況をちゃんと周りの人に伝え、無理して仕事を続けたりすることのないようにしましょう。
うつ病の症状として希死念慮(自殺願望)が生じる場合があるので、実際にそのようなことを考えることがあった場合、我慢することなく、すぐに病院を受診しましょう。