受け身の性格が不眠の原因!?

受け身の性格は不眠の原因

眠れない人は、昔、辛いときに何かに逃げた可能性があります。

例えば名声追求に逃げる。そして上手くいった場合には優越感をもつ。しかし元の劣等感は深刻化されているだけです。そうして受け身の性格になっていきます。

もし名声に逃げれば、社会的に成功して優越感を持つことに成功しても、その劣等感の原因となったことは、まだその人の心の底にあります。

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受け身の性格は不眠の原因

劣等感から優越感に逃げます。結果として「野心があるけど臆病」という性格になります。

劣等感から頑張って名声追求をします。そして名声を得た。しかし劣等感の原因となった心の病は深刻化しています。

「人間の行動は背後にある動機となった考え方を強化する」とはジョージウェインバーグの主張です。

つまりどんなに社会的に成功しても、心の中では自分は価値のない人間であるという感じ方が強化されています。

名声を追求する性格

だからどんなに名声を得ても「もっと、もっと」と名声が必要になります。お金でも権力でも同じです。

つまりその名声追求が強迫的になります。強迫性とは「そうしまい」と思っても「そう」しないではいられないことです。

名声追求が強迫的になるのは当たり前でしょう。劣等感が苦しいから、その苦しさから優越感に逃げたのだからです。

それは辛いときに、その辛さを忘れるためにアルコールに逃げてアルコール依存症になるのと同じことです。

劣等感から頑張って努力して成功して優越感を持てばいつも不安な緊張に悩まされます。「優越感は自信ではない」からです。優越感の土台は劣等感です。

そうなれば眠れぬ夜は避けられません。

優越感とは劣等感から逃げたものと理解出来れば、優越感そのものがすでに強迫性という特徴を持っているのは理解出来るでしょう。

仰向けにのびをして寝る人は

ところで眠れぬ夜に、自分は自分を大きく見せたいかどうかを反省してみます。その時に参考になる寝る姿勢があります。

「仰向けにのびをして寝るのは、自分を大きく見せたい」

野心、優越感という様なことから眠れない人を理解すれば、眠れない人は心の中で攻撃的性格が処理されていないことが理解されます。

つまり直接表現されない攻撃性で心の中の緊張が高まっています。その緊張で眠れません。うつ病者になれば攻撃的性格が内に向いて生命力が落ちています。

受け身の性格を直すことで眠れる

受け身の性格を直す

しかしうつ病にまでならないが、攻撃的性格がストレートに表現出来ないでいる人もいます。そういう人が眠れない人です。

優越感とは攻撃的性格が直接表現出来ないで、間接的に表現されたものです。

別の言い方をすれば、優越感とは攻撃的性格が変装した姿でもあります。

猛烈に働くこととか、優越感のある言動とかいう症状は攻撃的性格や敵意が変容している姿です。いずれもストレートな表現ではないから心の中で緊張が高まっています。

つまり攻撃的性格や敵意を直接表現できない受け身の性格が寝られない原因の一つです。

そこで受け身の性格を直す。そうすれば眠れます。

しかしそれは一朝一タにできるものではありません。

受け身の性格の反対は「逆境に強い性格」というものです。しかし逆境になったからといって急にその様な性格になろうとしてもなれません。

同じ様に、眠れなくなったからといって、急に攻撃的性格を直接表現できる様な逆境に強い性格になろうとしてもなれるものではありません。

これには時間をかけるしかありません。

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