どうしても徹夜をしなければならないこと、ありますよね?
ここでは、徹夜をすることになった場合の脳をすっきりさせる仮眠などのテクニックをご紹介しています。
徹夜による体への影響を正しく把握して、上手に対処しましょう。
徹夜の悪影響
徹夜で仕事をするとなれば、深夜の2時か3時に空腹感に襲われます。しっかり食ベて頑張らなければという気持ちから、ついラーメンや弁当などを食べるようになるでしょう。
いつもなら消化吸収を終了して排泄に入ろうとしていた消化器官は、無理やり消化活動をやらされることになります。いわば残業をやらされるわけです。
そのため、血液の流れからホルモンの分泌までが一変してしまい、翌日の身体の調子や脳の働きに悪影響を及ぼします。
また、徹夜をすると、視覚・聴覚などの五感も休むことなく刺激されつづけるので、その蓄積された疲労が翌日の眠さ、だるさ、無気力感といった症状になって、脳の回転力も鈍ってくるでしょう。
さらに、徹夜することによる一番の弊害は、実は寝不足ではなく、体内時計を狂わせてしまうことなのです。
これら徹夜の悪影響をを極力少なくするためには、夜食は脂肪分の少ない消化の良いものを少量にとどめることが大事です。
そして、徹夜明けには、朝の光を思いっきり浴びて体内時計をリセットすることがおすすめです。
徹夜でも仮眠でスッキリ
徹夜の夜もその翌日も、一番よくないのは「うとうと状態」で仕事を続けることです。このような状態に陥った時は、すぐに次の3つを行うといいでしょう。
・「伸び」
伸びは全身をリラックスさせ、血行を良くし脳に血液を送りこみます。
・「深呼吸」
深呼吸は新鮮な酸素を送りこみます。これだけで脳はリフレッシュします。
・「洗面」
立ち上がって洗面所に行き、顔を冼うという一連の行為は、気分転換になる上に、冼面による刺激で睡魔を断ち切る効果は抜群です。
これらはきっと経験的にこれらの効果を実感している人もいるでしょう。さらにチョコレートなど消化の良い糖分を少量とると、脳のエネルギー不足も補えます。
時間がなくても仮眠をとるべき
どうしても睡魔に襲われた時は、5分から10分の仮眠をとると1〜2時間の熟睡の効果を得られ、脳は冴えわたります。
でも、そのまま寝入ってしまわないように、椅子に座ったままの姿勢で、アラームなどをセットしておきましょう。横になると深い眠りに入ってしまうのです。
仮眠をするのとしないのでは体への負担も大違いです。少しでも仮眠をとるようにしましょう。