残業食を食べよう!仕事後の夕食は睡眠に悪影響

残業食と睡眠

「今日も残業だけど、仕事を中断して夕食に行くのは面倒くさい。それに仕事のことを考えながらの食事なんて、美味しいと感じないじゃないか。それなら、頑張って仕事を一気に終わらせた後に、心おきなくごちそうを食べたほうがいい」

そう思うのは人情です。そこで、夕食抜きで仕事を続けるようになります。

しかし、良い睡眠をとるなら残業中の食事、「残業食」がおすすめです。

睡眠薬を飲む前に500円でお試し!

残業食を食べて良い睡眠

働きつづけている脳はガス欠。栄養補給でエンストを防止しなければなりません。

脳は昼食のあとずっと働きっぱなしです。そろそろ疲れてきて、エネルキーも乏しくなってきているはずです。これでは集中力にも欠け、仕事の能率は落ちてきます。

そこで、一度仕事を中断して、燃料補給のために夕食「残業食」を食べるようにしましょう。仕事から離れることで気分転換にもなって、心身ともにリフレッシュされ、脳もまた勢いを取り戻すでしょう。

脳の栄養補給には、炭水化物と良質のタンパク質、そして海藻類などに多く含まれるグルタミン酸が欠かせません。

ただ、注意してほしいのは食べ過ぎです。満腹になると、体のエネルギーは消化のほうにそそがれ、脳の活動は鈍くなってしまうからです。

寝る直前の食事は睡眠はもちろん肥満にも影響

夕食をとらないで頑張ると寝る前に過食するようになります。

もし夕食をとらないで残業をこなしたとしましょう。もうお腹はペコペコです。その上、仕事が終わった安心感からついつい食べ過ぎ、夜も遅いのですぐに眠ってしまう、というパターンになりがちではないでしょうか。

これは、質の良い眠りを得るためには、一番やってはいけないことです。

眠りにつく前は、だんだん体温が下がりはじめるものですが、ここで食事をすると、体の中で栄養分が燃焼して代謝活動を始めるので、体温は逆に上がっていきます。

その結果、寝つきが悪く、たとえ寝入ったとしても睡眠が浅くなりがちです。というのは、体は眠っていても胃や腸は消化にフル回転で働いていて、脳も少しも休息していません。

加えて、体は動いていないわけですから、消化吸収された脂肪は消費されず体内にどんどん蓄積されていき、肥満の道をひた走るようになります。

つまり、寝る直前ではなく、仕事が終わる前に残業食をとるようにすれば、就寝直前の飲食をひかえることができ、熟睡を得るとともに肥満を避けることができるのです。

どうしても残業後に夕食をとるなら

残業後の夕食

「あーあ、今日も残業だった。同僚は、食事に出たが、妻が食事を作って待っていてくれるので、自分は食事抜きで残業しよう」

そんなとき、深夜に帰宅して、さっそく手づくりのご馳走を食べ、すぐにベッドというライフスタイルでは、安眠することは難しいでしょう。

しかし、せっかくの奥さんのご馳走を無にしたくないという気持ちは解決されません。そうした場合は、ご馳走は翌朝のお楽しみにして、雑炊やうどんなどといった、消化がいいものを小腹が満たされる程度に食べるようにしましょう。

たとえば、深夜営業の焼き肉屋がこみ合っているのをよく見かけますが、充実した睡眠をとりたいなら、深夜の焼き肉はできるだけ避けたほうがいいわけです。焼き肉を食べるなら、残業後ではなく夕方からスタートし、早めに切り上げるようにするのが「頭のいい快眠生活の知恵」といえるのです。

遅い時間に食べる消化のいい食べ物

ところで、消化がいい食べ物とはどのようなものでしょうか。一概にこれだけで判断できるというわけではありませんが、見分ける簡単なポイントは3つあります。

軟らかい
加熱調理されている
食物繊維が少ない

先ほどの雑炊やうどんなどは、見事に当てはまるのがわかるでしょう。

しかし、それだけでは栄養が偏ってしまうのも事実。そこでおすすめしたいのが、豆腐や白菜、バナナといったものです。

豆腐は大豆製品ですのでタンパク質も豊富に含まれています。いろいろな料理に使えるのも便利です。白菜の食物繊維は煮ることでかなり消化されやすくなります。バナナはできるだけ熟れているものがいいでしょう。

逆に避けたいものは油を使って調理したものや脂肪分の多いもの。また海藻類も寝る前の遅い時間にはよくありません。寝る2時間前には気をつけましょう。

また、別の観点から消化にいい習慣として挙げられるのは、「よく噛む」ことです。これも単純ですが大切なことです。
 

睡眠薬を飲む前に500円でお試し!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする