就寝前にタバコを吸う習慣があると良い睡眠がとれない。

就寝前にタバコ

あなたは夜にタバコを吸いますか?

良い睡眠がとれていないと悩んでいる方の中には、就寝前にタバコを吸っているという人がいます。

その喫煙習慣が、すっきり眠れない原因かもしれません。

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タバコを就寝の何時間前に吸っている?

眠れないときにタバコ

あなたはタバコを就寝何時間前に吸っていますか?

就寝直前にタバコを吸う習慣があると、睡眠に悪影響を及ぼします。

就寝直前にタバコを吸っている

タバコを吸うと気分が落ち着くといって、眠れないときにタバコを吸う人がいますが、これは逆効果です。

ますます目が覚めてしまいます。寝つきが悪いという人は、少なくとも就床前の2時間はタバコを控えるようにしてください。

なかには寝る前にタバコを吸っても眠れるという人もいますが、ふだんの睡眠時間は足りていますか。極端な睡眠不足の状態にあれば、寝る前にタバコを吸っても眠れるでしょうが、いずれにしても健康にはよくありません。

就寝の1〜2時間ぐらい前まで吸っている

タバコを1本吸うと、その効果は1〜2時間持続します。

寝つきが悪くなり、睡眠中に目が覚めやすくなりますので注意しましょう。

夕食後に吸っている

就寝まで2時間以上あれば、夜間睡眠への影響は少なくなりますが、喫煙そのものが睡眠に悪影響を及ぼしているという報告もありますので、吸いすぎには注意しましょう。

タバコを吸う習慣がない

喫煙習慣がないほうが快眠に適しています。

ただし、自分がタバコを吸わなくても、ご家族が寝る前にタバコを吸っていれば、同じように睡眠が妨害されますので、ご注意ください。

タバコと睡眠の関係

タバコと睡眠

タバコを吸うと気分が落ち着き、リラックスできるので、寝る前に一服するという人がいます。

タバコの中に含まれるニコチンは、脳内の快楽中枢に作用するドーパミンと呼ばれる物質の働きを促進するため、タバコを吸うと心地よい気分になるのです。

しかし、ニコチンは、中枢神経や末梢神経、筋肉に広く作用を及ぼし、脳では覚醒をもたらし、体全体では血管を収縮させますので血圧が上昇し、脈拍も速くなります。

その結果、寝る前にタバコを吸うと気分は落ち着くものの、寝つけなくなってしまいます。しかも、体内に取り込まれたニコチンが体内で分解され半減するまでに約2時間かかりますので、就床する2時間前にタバコを吸った場合でも寝つきが悪くなり、睡眠中に目が覚めやすくなります。

非喫煙者と比べると、喫煙者は寝つくのに5分長くかかり、睡眠時間が平均14分短く、睡眠が浅く、深睡眠が14%少なかったことが報告されています。また、喫煙者は、非喫煙者よりも2.5倍、睡眠時無呼吸症になりやすいことも報告されています。

ニコチンの禁断症状

ところで、喫煙者が断煙すると数日間はニコチンの禁断症状が現われます。日中の眠気が強くなり、夜に目が覚めやすくなります。

ニコチンの禁断症状にはニコチンパッチが効果的ですが、睡眠に対しても効果的です。

禁煙中はニコチンパッチを使用すると、中途覚醒が少なくなり、深い睡眠が増えることが報告されています

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