寝る前に水分を摂る習慣はありますか?
寝る前のコップ1杯の水があなたの睡眠を助けます。
目次
寝る前の水分補給
寝る前に水分補給は毎日しているでしょうか?
快眠の為には、しっかり水分補給することが大切です。
毎日、寝る前に水を飲んでいる
健康と快眠のためには、寝る前に水またはカフェインを含まない飲み物を飲むことはとても大切ですので、この習慣を続けてください。
また、起きたときにも水分補給を忘れないようにしましょう。
時々、水分補給する
健康と快眠のためには、寝る前に水またはカフェインを含まない飲み物を飲むことは大切です。毎日寝る前にコップ1杯程度、飲むようにしましょう。
また、起きたときも水分補給を忘れないようにしましょう。
あまり寝る前の水分補給の習慣はない
寝る前に水分補給をしないのは、体によくありません。
快眠のためだけでなく、健康のためにも寝る前には水またはカフェインを含まない飲み物を毎日コップ1杯程度、飲むようにしましょう。
朝起きたときも水分補給を忘れないでください。
寝る前には水を全く飲まない
寝る前に全く水分補給をしないのは、体によくありません。寝る前に水またはカフェインを含まない飲み物をコップ1杯程度飲むことは、快眠につながるばかりでなく、睡眠中に失われる水分を補給する意味もあります。
寝る前と起きたあとには水分をとるようにしましょう。
寝る前の水分と睡眠の関係
私たちは暑いと汗をかきますが、睡眠中は暑くなくても汗をかきます。
眠ってからしばらくすると、全身の汗腺が活動を開始し、睡眠が深くなると活動が最も活発化します。
汗が蒸発すると体温が低下しますので、これは体温を下げるのに最も効率のよい方法です。
もともと私たちの体温には24時間周期の体内リズムがあり、就床時にはすでに体温が下がってきていますが、睡眠が深くなり汗をかくことでさらに体温が低下することになるのです。
深い睡眠は睡眠の前半に集中して出現し、睡眠の後半ではほとんど出現しませんので、睡眠の後半は体温が下がらず、逆に24時間周期の体内リズムによってゆるやかに上昇していきます。
睡眠の前半に体温が低下することが快眠につながりますので、睡眠中に汗が出るよう、寝る直前にはコップ1杯程度の水やカフェイン・アルコールを含まない飲み物を飲んでおくことが大切です。
カフェインを含まない飲み物を
カフェインやアルコールには利尿作用があり、尿として体内から水分が奪われていきますので、水分補給としてはお勧めできません。カフェインは睡眠を妨げる原因にもなってしまいます。
カフェインは意外と色々な飲み物に含まれています。
カフェインを含まない飲み物(お茶)の例としては、麦茶、そば茶、トウモロコシ茶、ルイボスティ一、カモミールなどのハーブティ一、タンポポコーヒー(タンポポ茶)などがあります。
寝る前には常温のコップ1杯程度の水を飲もう
高齢になると頻尿で睡眠が妨害されやすいので、夕方以降は水を全く飲まないという人もいます。
しかし、水分は汗だけでなく息を吐くときにも奪われていきます。こうして睡眠中には体内から150〜200mlの水分が失われます。
寝る前に水分を補給しておかないと血液の粘性が高まって、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などが起こりやすくなり、非常に危険な状態になります。
これを予防するには、コップ1杯程度の水や飲み物を就寝直前に飲むようにしましょう。
また、起きたときにも水を飲んで睡眠中に奪われた水分を補給することが大切です。
ただし、夏の夜に、暑いからといって寝る直前に冷たいジュースや麦茶、氷水などを飲むのは感心しません。冷たい刺激か覚醒度を高めてしまうことがあるからです。寝る前の飲み物は、あまり冷やさないようにしましょう。
また、冬の夜に、寒いからといって寝る直前に熱い飲み物を飲むのも感心しません。熱い飲み物を飲むことで体内の温度が上がってしまいますので、これまた覚醒度を高めてしまうことになります。
したがって、寝る直前の飲み物は、熱すぎず冷たすぎずの適度な温度のものがよいでしょう。常温水であれば問題はありません