ネオデイは、大正製薬から販売され薬局やドラッグストアー等で購入することができる、市販の睡眠改善薬です。
ここではこのネオデイの効果、副作用、口コミ等を解説します。
ネオデイの効果
大正製薬のネオデイは眠りが浅い、なかなか寝つけないなどの一般的な不眠症の症状を緩和する効果がある睡眠改善薬です。
価格としては6錠で900円くらい、12錠で1700円くらいとなっていて、同様の睡眠改善薬とほぼ同じくらいの価格となっています。
この薬は睡眠改善薬であり、病院で診察をして処方してもらうような睡眠薬のように、脳の中枢神経に働きかけて眠りを誘うような効果は期待できません。
一時的な不眠症の症状を緩和する効果
そのためネオデイを服用することで期待できる効果は一時的なものとなり、
例えば、
遠足の日の前日でなかなか寝つけない
車中で寝なくてはならない
旅行などに出掛けていつもと違う枕にかわることで寝つけない
次の日に朝早く起きなくてはならないため早く寝てしまいたい
次の日に緊張することが控えていて目が冴えてしまい寝つけない
修学旅行などでみんながいるため寝つけない
など短期的な使用を目的としている薬です。
ジフェンヒドラミン塩酸塩
ネオデイの主成分であるジフェンヒドラミン塩酸塩が脳内の興奮作用を引き起こすヒスタミンを抑制して、眠くなるように働きかけるというのがこの薬の作用です。
このように主成分のジフェンヒドラミン塩酸塩は、覚醒作用のあるヒスタミンを抑制する反面、眠気を促してしまうという副作用があり、この副作用である睡眠作用を利用しているのがジフェンヒドラミン塩酸塩の睡眠改善薬ということです。
このような副作用である眠くなるという効果は、市販の風邪薬などを飲んで眠くなることがあるのと同じ効果になります。
しかし、市販の睡眠改善薬は、眠気を促す作用のあるものが主成分ではないため、あまり強くはなく、服用を続けているうちに耐性がついてしまい、同じ薬では効果が感じられなくなることが良くあります。
そのためあくまでも一時的な利用にとどめることが重要ですし、軽い不眠症状にしか効き目がないため注意が必要です。
ネオデイの副作用
またネオデイの副作用には、頭痛やめまい、昼間の眠気、胃痛、吐き気、嘔吐、発疹、かゆみ、動悸、倦怠感などが報告されています。
もしもこのような症状を自覚した場合はすぐに使用を中止して、医師や薬剤師などに相談をするようにしましょう。
ネオデイの副作用:頭痛、めまい、昼間の眠気、胃痛、吐き気、嘔吐、発疹、かゆみ、動悸、倦怠感
口コミ
ネオデイの口コミでも普段からずっと不眠症で悩んでいる人では、あまり効いたという意見がなく、普段と睡眠の環境が変わることや、そのときだけ緊張して眠れないというときに利用した人には、効き目があって助かったという口コミが多くなっています。
ネオデイは薬局やドラッグストアーで手に入ることから、症状が重い人でも病院に行くのが面倒なため利用する人がいますが、特性を理解して利用し、日常的に不眠症が続いて悩んでいる人は、しっかりと病院へいって治療を受けるようにしましょう。
また、人によっては体質などから、効き目が感じられないこともありますので、同じく不眠が悩みである場合は病院で診察を受けることが重要です。