朝、人と会話していますか?朝、起きてから外出するまでの間に、誰かと会話を交わ
していますか?
朝の人との会話は目を覚ます高い効果を発揮します。
目次
朝に人と会話している?
あなたは朝の会話をしていますか?
朝に家族や友人、近所の人と会話している
朝起きてすぐの時間に、どのような場面や手段であれ、人と会話すると、それだけで目が覚めますし、体内時計の調節にも役立ちます。
よい習慣ですので、これからも朝の会話を楽しんでください。
朝にほとんど誰とも会話をしていない
朝はボーッとしてなかなか目が覚めないという人は、誰かと会話してみてはいかがでしょうか。
話をするだけで目が覚めますし、体内時計の調節にも役立ちます。
朝の会話の目覚まし効果
朝、人と会話することには多くのメリットがありますが、覚醒度と体内時計の観点からみても大きなメリットがあります。
一つは、会話することで覚醒度が上がることです。
授業中や講演会のように人の話を一方的に聞くだけの場合は、時々眠気が起こりますが、授業や講演をしている教師や講師は、当然ですが話をしながら居眠りするようなことはありません。積極的に話をすることによって、目が覚めるからです。
イギリスにおける午後の紅茶(アフタヌーンティー)という習慣は、お茶をしながら会話を楽しむというものですが、午後の眠気を回避するのに非常に有効な方法です。紅茶に含まれるカフェインと、会話との相乗効果によって覚醒度がさらにアップするのです。
社会的接触と体内時計
またもう一つ、人とかかわることを社会的接触といいますが、社会的接触は体内時計の調節に大切であることが明らかにされています。
海外に行くとすぐに困るのが時差ボケです。夜は目がさえて眠れませんし、昼間は異常な眠気が襲ってきます。昼間はホテルにこもって、夜にゴソゴソ起き出すという人もいますが、時差症状の解消に大切なことは、食欲がなくても現地の時刻に合わせて3度の食事をとること、昼間は外に出て日光を浴びること、そして人と接触することです。
単に人に会うだけじゃなく、会話が大事
人と接触する際に特に大切なことは、人と会話をすることです。
単に人ごみの中にいるだけでは、人とかかわったことにはなりません。このように、体内時計を現地の時間に合わせるには、日光と食事、社会的接触が最も重要です。
長期にわたって不登校を続けている子どもの中には、昼夜逆転生活をしている子どもが少なくありません。
自分の部屋にこもって家族とも会話しないばかりか、顔を合わせようともしないと、体内時計がずれてしまうのです。
このような生活習慣を変え、体内時計を元に戻すためには、まずは家族と一緒に朝ごはんを食べること、会話をすることが大切なのです。