眠りにつくのが難しい人に。眠る前の入眠儀式とは?

眠りにつく入眠儀式

上司と口論してしまった、仕事で大きなミスをしてしまった、友人と喧嘩をしてしまったなど、昼間のいろいろな出来事で心が乱れているととても熟睡できません。

また、特別なことがなくても何となくイライラする、漠然とした不安がある、疲れがたまっているという時は、ストレスが過重になって、精神を圧迫している恐れがあります。

これらの精神的な乱れを安定させなければ眠りについて良質の睡眠を得るのは難しいでしょう。そこでおすすめしたいのが、自分なりの眠る前の儀式「入眠儀式」です。

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眠りにつくための入眠儀式とは

入眠儀式とは寝つきを良くして熟睡するために、眠る前にやっておくべき儀式です。

入眠儀式は、気持ちを落ち着かせ、リラックスすることで熟睡を誘う副交感神経を刺激して、すんなりと眠りにつくためのきっかけをつくるものです。

たとえば、

入浴

ナイトキャップといわれる一杯の寝酒

アロマを楽しむ

静かな音楽を聴く

軽いストレッチ運動をする

などがあります。自分にあったものを探してみてください。

習慣化された儀式は、昼間、どんなに心を乱されることがあっても、「これさえすれば簡単に眠りについてぐっすり眠れる」という自己暗示にもなるので、絶大な効果を得られます。

おすすめの儀式『呼吸法』

これから紹介するのは、心のイライラを取り去り安心してぐっすり眠るための効果抜群の呼吸法です。

  1. まず、息をゆっくりと深く吐きながら、イライラ、仕事の失敗、人間関係の悩みなど、「嫌なことすべてが、フッっと吐き出した息とともに身体の外に出ていく」と心の中で唱え、それをイメージします。
  2. 次に、ゆっくりと息を吸いながら、パワー、やる気、自信、信頼など、「すべての良いことが、スーっと息を吸い込むと同時に、身体や心の中に入りこんできて満たしていく……」と心の中で唱え、イメージします。

何回かこれを繰り返していくうちに、不思議と安心感が芽生えて、眠りに落ちていけるでしょう。

また、寝る前に、仕事で成功してニコニコしている自分や、理想の将来像などを思いうかべたり、楽しかった出来事を思い出したりするイメージトレーニングも、心を楽しくして眠りにつく絶好の方法です。

これはスポーツ選手のイメージトレーニングと同じです。眠りにつく前ばかりでなく、日中いつでも行うようにすれば、熟睡だけでなく、ポジティブで楽しい毎日も得られるようになるでしょう。

サッカー日本代表キャプテンの長谷部選手は、眠りにつく前の1時間をアロマやCD、イメージトレーニングなどを組み合わせた過ごし方に決めているそう。
入浴、ストレッチ、アロマオイル、音楽、イメージトレーニングなどいろいろなものを組み合わせた入眠儀式を試してみよう!

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