ストレス解消のために、夜中に冷蔵庫の食べ物をあさってしまうとこはありませんか?
深夜までテレビを見ていたら、つい手を伸ばしてしまったスナック菓子。思わず食ベてしまったカップラーメン。どちらも「体に良くないな」と思いながらも、誘惑に負けてしまった人も多いでしょう。
夜中の食欲はストレスが原因なことが多いものです。
夜中に食べてしまうのはストレスのせい
こうしたイレギュラーな夜食は、あまり感心はできませんが、実はそれほど心配はありません。
しかし、夜な夜な冷蔵庫をあさり、中に入っている食べ物をむさぼるような「夜食症」は改善しなくてはいけません。
夜中は、脳と体をしっかり休める時間。それなのに物を食べれば、どちらも働き続けなくてはいけないからです。
夜食症と一口にいっても、夜中に目が覚めて、ちょっと何かを食べれば気がすむ人もいれば、吐き気がするまで食べ続けないと満足できないヶースもあります。
しかし、こういった症状を持つ人に共通するのは、心理面や肉体面に問題を抱えていて、そのストレスから深く眠れないとか、夜中に何度も目が覚めてしまうということでしょう。
そして、眠りで満たされなかった気持ちを、何かを食べ物で紛らわしているのです。
夜中に食べるならストレスを軽減する食べ物を
ストレスを軽減する食べ物を積極的にとれば熟睡できます。
夜中に物を食べないと眠れない人は、まず夜中に目が覚めない状況を作らなくてはいけません。
そして、そのためにはストレスを取り除くことが最重要課題といえるでしょう。もちろん、食べ物だけでストレスを解消することはできませんが、症状を緩和させるには有効です。
特に外食が多いビジネスマンにとっては、栄養が偏りがちになって起きる慢性ストレスや不眠症もあるので、メニュー選びにも配慮が必要です。
睡眠時のストレスを軽減するビタミンB1
ストレスに効果のある栄養素はいくつかありますが、その中でも、牛乳、鶏肉、豚レバー、ゴマ、そばなどに含まれるビタミンB1は、「精神的ビタミン」とも呼ばれ、ストレスに大変効果があります。
例えば、鳥南蛮そばなどはビタミンB1を摂るなら最適の食べ物ですね。
ビタミンB1はストレスを受けると体内で大量に消費されてしまいます。そして、ビタミンB1か不足すると、イライラ、不眠、記憶カの低下、めまいなどの症状があらわれます。
「ストレスを感じているな」と思ったら、ビタミンB1を含む食材を進んで食べましょう。
そうすることで、ストレスが軽減し、ひいては深い眠りを手に入れられるのです。