ハーブは眠りと関係が深そうなイメージがありますが、実際どうなのでしょうか。
ハーブにはさまざまな種類があります。そのほとんどは抗酸化作用があり、体を構成する細胞をダメージから守る効果を持ちます。
また、ビタミン類を豊富に含んでいるので、気がつかないうちにたまった心や体の疲労物質を、洗い流すように解消する効果があるのです。
目次
ハーブティーで眠りに導く
ハーブは心や体を不快にしていた疲れや緊張感をほぐし、眠りやすい条件が調えられます。
ハーブティーが持つマイルドな体温上昇効果
温かなハーブティーは体をやわらかく温める役割もあります。
体温が上がると眠りに導入されやすくなりますが、ハーブティーはとりわけやさしく、マイルドに体温を上昇させるため、非常に心地よく眠りに導かれるのです。
加えてハーブそのものの効果がプラスされてきます。
ハーブティーの種類と効果
力モミールティー
和名では力ミツレ。「植物のお医者さん」の異名があるほど薬効があることで知られる。すぐれた神経安定作用があり、ストレスを解消するので、ほとんどの病気に効果を示す。
就寝前には、ジャーマン力モミールをポットに入れ、熱湯を注いで数分おき、十分エキスが湿潤したところでカップに注ぐ。人肌に冷めるのを待って、静かに飲む。
イチョウティー
血液の循環をスムーズにし、強い生命力をよみがえらせるので、なんとなく気分が沈みがちで眠れそうもない時には、ぜひ試してみるといい。
ネトルティー
「ミネラルの宝庫」といぅ別名があるほど、さまざまなミネラルを豊富に含んでいる。強い疲労感があり、眠れない夜などにとくにおすすめだ。
クランベリーティー
目の疲れに効果を発揮するハーブ。パソコンを多く使って仕事をしている人や、ついつい携帯メールやテレビゲームで遅くなってしまった日などに。
エルダーフラワーティー
風邪の特効薬といわれるハーブ。なんとなくゾクゾクしたり、疲れが体によどんでいるような日にはぜひ。
ペパーミントティー
つい飲み過ぎたり、食べ過ぎたりして眠れそうもないときに一杯。胃腸の働きを活発にうながし、やがて、おだやかな眠りに導く効果がある。