寝る前にお茶の飲むならほうじ茶を!その理由とは

寝る前のお茶

受験生時代、深夜までがんばるために、コーヒーをガブ飲みした人も少なくないはずです。

コーヒーに含まれるカフェインは一種の興奮剤の働きをもっています。そのため、脳や脊髄など中枢神経系が興奮してきます。コーヒーを飲んだ後はなかなか眠くならないのはこのメカニズムによるものなのです。

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寝る前の日本茶に注意

寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなるということはだいぶ浸透してきていることだと思いますが、同様に日本茶も要注意なんです。実は、しっかりとカフェインが含まれています。

夕食後にはお茶を飲むという習慣がある人も多いと思いますが、コーヒー同様カフェインのせいで寝つきが悪くなってしまうことも考えられます。

就寝前はほうじ茶を

そんな時に重宝するのが、「ほうじ茶」です。ほうじ茶は、茶葉を強い火で焙って作られるもので、カフェインの含有量が少ないのです。

旅館などでは、ちゃんとカフェインレスのほうじ茶を用意してくれるところもあるほどです。

家庭でも、玉露や煎茶を飲むのは夕食前までとして、夕食後はほうじ茶に切り換えるようにしたほうが、寝つきは良くなります。

紅茶にもウ一ロン茶にもコーラにもカフェインが

ちなみに、主な飲料100ミリリットルあたりのカフェインの量は、つぎのようになっています。思っているよりも多いもの、少ないものがあるのではないでしょうか。

100ミリリットル当たりのカフェイン含有量

  • 玉露    160ミリグラム
  • コ—ヒ—     60ミリグラム
  • 紅茶       30ミリグラム
  • 煎茶      110ミリグラム
  • ウ一ロン茶    110ミリグラム
  • コーラ      10ミリグラム

カフェインには利尿作用もあるため、トイレも近くなります。それも、熟睡のためには避けたいものだと言えるでしょう。

上にあげたようなカフェインの多いお茶、コーヒー、コーラなどの飲み物は寝る前には避けましょう。

寝る前以外もカフェインとうまく付き合う

一日あたりの適量をみると、一般には1日にコーヒーで5怀ぐらいが限度だといわれています。

それ以上のヘビーコーヒー党はどうしても体内に過剰なカフェインが残り、眠りにくくなってしまうそうです。

寝る前だけではなく、1日トータルでのカフェイン量もコントロールする必要があります。

最近はコーヒーの種類も増えており、力フェインの含有量にも違いがあります。その辺りにも注意を払い、うまく力フェインとつきあって下さい。

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